「相続はうちには関係ない」、「相続税はお金持ちのみが払うもの」と思っていませんか。
以下のように高齢化社会が到来し、相続税増税が決定した今日では、モメない賢い相続のためには、あなたにも相続に関する理解、そして相続準備が必要となってきます。
■高齢化社会で相続に関する問題が増加中■
日本は高齢化社会が進んでおり、今後もより一層の高齢化が見込まれています。
高齢者が増えているため、相続に関する様々な問題が増えてきています。例えば、認知症の増加、老老相続、遺された財産の分割に関するトラブルなどです。モメない相続のために、正しい理解と相続準備が必要となってきます。
■相続税対象者が増加する■
平成27年より相続税が増税となります。これまでは、年間死亡者のうち、約4%が相続税を支払う対象者となっており、「お金持ちの税金」といわれていました。増税後は相続税を支払う対象者の割合が約6%に上昇すると試算されています。
相続税を支払う対象者の割合が6%というと大したことがないと思うかもしれませんが、特に首都圏では、約4割が相続税の申告が必要になり、東京23区内では土地付き一戸建てを持っているだけで相続税対象者になるといわれています。つまり、「お金持ちの税金」から「大衆の税金」となり、あなたにも関係する税金となるわけです。
賢い相続のためには、正しい理解と対策(相続準備)が必要となってきます。