消費税増税が間近に迫り、マイホーム購入を検討する方もいらっしゃると思います。

これからマイホームを購入するのであれば、親から無税で資金援助を受けるチャンスがあります。
親の年齢条件もないので、利用しやすい制度であり、この制度を活用している方が増えています。

13年にマイホーム取得のための資金援助を受けた場合、その住宅が「耐震・エコ住宅」であれば1,200万円まで、さらに贈与税の基礎控除(110万円)を加えれば1,310万円までの贈与が無税になります。

この非課税贈与は、祖父母からの贈与にも適用されます。祖父母からの贈与であれば、相続を一世代とばすことができるので、さらに節税効果は高くなります。なお、取得する住宅には、床面積が50平方㍍以上240平方㍍以下など一定の条件があります。

この制度は時限装置で、14年で打ち切りの予定です。非課税の限度額も14年は13年に比べ非課税枠が小さくなるため、利用するのであれば、早めの決断が有利となります。
また、相続時精算課税制度との併用も可能となります。